おいたち・両親との事

1967年3月27日生まれ
 
某S学会、宗教ガチガチの両親の元に育つ。
 
長男の初孫、祖父母も近くに住んでいる事もあり、しつけも厳しい方だった。
なにかというと、すぐやいと。
物心ついた頃より、宗教強制。仏壇の前に正座で座り、読経。
足がしびれ、しんどくなって、足をくずすと罰のように時間が延び,
30分、40分、1時間・・・泣きながらしていた事が、頭を離れない。

小学生の低学年頃か、夏休みとか、午後は必ず昼寝をさせられた。
友達は遊んでいるのに、私も遊びたいのに・・・。
家にお風呂が無かった為、夕方、友達と遊んでる途中でも外湯へ。
小学生高学年の頃、次の日の時間割が、とても気になり、
夜ふとんに入っても、何度も確認に起きていた記憶がある。


日曜日、朝から、1時間読経させられる事もあった。
友達と遊びたいが、会合があると連れて行かれた。
親に逆らう事が出来ず、それは中学生終わりまで続くが、
3年生になった頃から少し反発心。
制服のセーラー服のスカーフをしなかったり、
先輩にもらった、くるぶしまでの長さの、スカートを履き、
上着は短くたくし上げ、カバンはつぶした。

全く悪い事ばかりでは無かった。
別の方では、普通に子供として、かわいがってもらってた。
または、らしい・・・。
幼い頃、父親は小さな娘二人を自転車に乗せて、
夏、13km程離れた海へ遊びに連れて行ってくれたという。
誕生日やクリスマスには毎年プレゼントを用意してくれた。
日曜日、お昼前、、仕事帰りの父は、毎週のように、帰り道の駄菓子屋で、
小さな袋にいっぱいつまったお菓子、買ってきてくれた。
それは、とても楽しみな事だった。
日帰りとか泊まりとかの旅行や遊びへも、結構連れて行ってもらった
記憶がある。
日常生活でも、大きな贅沢は無かったものの、
衣食住、困った思いをしたという事は無かったように思う。


元ダンナとの結婚が決まった時、結納もなく、元義父は、
『籍だけ抜いて、移してくれ』と。(ようするに、式などするお金はない)
が、父は、犬や猫の子をやるような事はしたくない、ちゃんとしてやりたい、
と元義兄夫婦と相談してくれ、
実家から、花嫁衣装を着て出て、式場へ。
新婚旅行も、気分だけでもと、地元の旅館へ一泊。
とりあえずの嫁入り道具、タンス、ドレッサー、茶ダンスを用意してくれて。

息子の事は、ことのほか思いきり、可愛がってくれた。
それは今も変わらない。
 

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